
こんにちは!岐阜県にある中部国際建築株式会社です🏢
建築のご相談をいただく際、お客様から「図面を見ても何が何だかわからない…」というお声をよくいただきます。特に「平面図」と「立面図」の違いについては、初めて建築に関わる方にとって分かりにくいポイントですよね😊
今回は、建築図面の基本中の基本である「平面図」と「立面図」について、当社の設計担当者の経験も交えながら、初心者の方にも分かりやすく解説していきます!住宅の新築やリフォーム、店舗の設計などをお考えの方は、ぜひ最後までお読みください✨
平面図とは?上から見た建物の設計図📋
平面図とは、建物を真上から見下ろした状態を描いた図面のことです。まるで建物の屋根を取り払って、空から覗き込んだような視点で描かれています🏠
平面図に描かれている情報
平面図には、お部屋の配置や広さ、扉や窓の位置、壁の厚みなど、建物の「間取り」に関する情報がぎっしり詰まっています。具体的には以下のような情報が記載されています📝
- 各部屋の配置と名称:リビング、寝室、キッチンなどの位置関係
- 寸法:部屋の縦横のサイズ(メートルやミリメートルで表示)
- 開口部:ドア、窓、引き戸などの位置とサイズ
- 壁の種類:構造壁(建物を支える壁)と間仕切り壁(部屋を仕切るだけの壁)の区別
- 設備の配置:トイレ、浴室、キッチンなどの水回り設備
- 階段の位置:2階建て以上の建物の場合
実際のお客様エピソード:平面図で気づいた動線の問題
先日、戸建住宅の新築をご依頼いただいたお客様のケースをご紹介します。最初の平面図をお見せしたところ、お客様が「あれ?洗濯機からベランダまでの距離が遠いですね」と気づかれました👀
平面図を一緒に見ながら動線(人が移動する経路)を確認したところ、確かに洗濯機を置く予定の脱衣所から、洗濯物を干すベランダまで、リビングを横切らなければならない配置になっていたのです。
そこで設計を見直し、脱衣所に隣接する形でバルコニーを配置する変更を行いました。平面図だからこそ、こうした生活動線の問題を建築前に発見できたのです💡
平面図の見方のコツ
当社でお客様にご説明する際は、まず「家具を配置したらどうなるか」をイメージしていただくようお願いしています🛋️
例えば、リビングにソファやテレビボードを置いたとき、窓の位置は適切か?通路幅は十分に確保できているか?こうした実際の生活をシミュレーションすることで、平面図がぐっと身近になります。
また、方位記号(北がどちらか示すマーク)も重要です。日当たりや風通しを考える上で、方位は欠かせない情報なんですよ☀️
立面図とは?建物を横から見た図面🏗️
一方、立面図は建物を真横から見た状態を描いた図面です。まるで建物の前に立って、正面や側面を眺めているような視点で描かれています👁️
立面図に描かれている情報
立面図では、建物の「高さ」に関する情報が中心となります。平面図では分からない、建物の縦方向の情報が詰まっているんです📏
- 建物全体の高さ:地面から屋根の頂点までの高さ
- 各階の高さ:1階の床から天井まで、2階の床から天井までの高さ
- 屋根の形状:切妻屋根、片流れ屋根、陸屋根など
- 窓の高さと大きさ:床からどれくらいの高さに窓があるか
- 外壁の仕上げ材:サイディング、塗り壁、タイルなどの材質
- 軒の出:屋根が外壁からどれくらい出ているか
立面図は通常、東西南北の4方向から見た図面が作成されます。「東立面図」「西立面図」「南立面図」「北立面図」という具合ですね🧭
商業施設での立面図活用事例
当社が手がけた飲食店の設計では、立面図が特に重要な役割を果たしました🍽️
お客様は「道路を走る車からも目立つ外観にしたい」というご要望をお持ちでした。そこで立面図を使って、看板の高さや大きさ、照明の配置などを細かくシミュレーションしていきました💡
最初の案では看板が2階部分に配置されていましたが、立面図で検証したところ、車の運転席からの視線の高さでは見えにくいことが判明。結果的に看板の位置を1階の目立つ部分に変更し、さらに庇(ひさし)を追加することで、雨の日でも看板が濡れない設計にしました☔
立面図があったからこそ、実際に建ててから「思っていたのと違う」という事態を避けることができたのです✨
立面図で確認すべきポイント
立面図を見る際に特に注目していただきたいのが、窓の配置と大きさです🪟
平面図では窓の位置は分かりますが、窓の上端と下端の高さは立面図でしか確認できません。例えば、寝室の窓が低すぎると外から室内が見えてしまう可能性がありますし、リビングの窓が高すぎると景色が楽しめません。
また、軒の出も重要です。軒が十分に出ていないと、雨が外壁に直接当たって劣化が早まったり、夏の日差しが室内に入り込みすぎて暑くなったりします🌞
当社では防水部も持っているため、こうした雨水対策の観点からも立面図を細かくチェックさせていただいています🛡️
平面図と立面図の決定的な違いとは?🤔
ここまで個別に説明してきましたが、改めて平面図と立面図の違いを整理してみましょう。
視点の違い
最も基本的な違いは「どこから建物を見ているか」という視点です👀
- 平面図:真上から見下ろした視点(鳥の視点)
- 立面図:真横から見た視点(人の視点)
平面図は「水平方向の広がり」を、立面図は「垂直方向の高さ」を表現していると言えます📐
分かる情報の違い
それぞれの図面から読み取れる情報も異なります📊
平面図から分かること:
- 部屋の配置と間取り
- 部屋の広さ
- ドアや窓の位置(平面的な位置)
- 生活動線
- 家具の配置計画
立面図から分かること:
- 建物の高さ
- 各階の天井高
- 窓の高さ
- 屋根の形状
- 外観デザイン
- 軒やバルコニーの出寸法
工場建設での両図面の連携事例
当社が岐阜県内で手がけた工場建設プロジェクトでは、平面図と立面図を組み合わせて設計を進めました🏭
お客様からは「大型機械を搬入するため、高さのある開口部が必要」というご要望がありました。平面図で搬入口の位置と幅を決定し、立面図で開口部の高さを検討。さらに、フォークリフトの動線を平面図で確認し、天井に取り付けるクレーンの高さを立面図で設計しました🚜
このように、平面図と立面図は別々のものではなく、互いに補完し合う関係にあるのです。どちらか一方だけでは建物の全体像は把握できません。両方を見比べることで、初めて建物の三次元的なイメージが掴めるようになります💪
図面を読めるようになるメリット✨
「でも、図面なんて専門家が見るものでしょ?」と思われるかもしれません。確かに詳細な図面の解読は専門知識が必要ですが、基本的な見方を理解しておくことには大きなメリットがあります😊
メリット①:打ち合わせがスムーズに進む
図面の基本が分かると、設計士や施工担当者との打ち合わせがとてもスムーズになります💬
「この窓をもう少し大きくしたい」「キッチンの位置を変更したい」といったご要望を伝える際、図面を指し示しながら具体的に説明できるので、意思疎通のズレが起きにくくなります。
当社では、お客様との初回打ち合わせの際に必ず図面の見方を簡単にご説明しています。最初は戸惑われる方も多いのですが、慣れてくると「この部分はこうした方がいいんじゃないか」と積極的にアイデアを出してくださるようになります💡
メリット②:完成イメージが具体的になる
図面が読めるようになると、建物の完成イメージがより具体的に頭の中に描けるようになります🎨
特にリフォームの場合、「今の状態」と「完成後の状態」の違いを図面で比較できると、工事の効果が実感しやすくなります。「ああ、ここの壁を取り払うとこんなに広くなるんだ!」という発見があると、工事への期待も高まりますよね✨
メリット③:予算配分の判断材料になる
図面から建物の規模や仕様が読み取れると、どこにコストがかかっているのかが分かりやすくなります💰
例えば、立面図を見て「この窓は本当にこんなに大きい必要があるのか?」と気づけば、窓のサイズを調整してコストダウンを図ることもできます。逆に、「ここはもう少し予算をかけて質を上げたい」という判断もしやすくなります。
当社では、お客様のご予算に応じた最適なプランをご提案していますが、お客様ご自身が図面を理解されていると、一緒により良い解決策を見つけやすくなります🤝
中部国際建築株式会社の図面作成へのこだわり🏢
ここからは、私たち中部国際建築株式会社が図面作成で大切にしていることをお伝えします💼
お客様視点の分かりやすさ
専門的な図面は必要ですが、それと同時にお客様が理解できる図面を作ることも重要だと考えています📝
そのため、当社では通常の平面図・立面図に加えて、必要に応じて3Dパース(立体的な完成予想図)もご用意しています。図面だけでは分かりにくい空間の雰囲気や光の入り方なども、3Dパースならイメージしやすくなります🖼️
また、お客様との打ち合わせでは、図面に色を付けたり、手書きでメモを加えたりしながら、できるだけ視覚的に分かりやすくご説明するよう心がけています✏️
各部門の連携による精度の高い図面
当社には建築部、土木部、解体部、防水部という専門部門があります。この強みを活かし、各部門の知見を図面に反映させています🛠️
例えば、新築住宅の設計では:
- 建築部:基本的な設計と構造の検討
- 土木部:敷地の造成や排水計画
- 防水部:屋根や外壁の防水仕様の確認
- 解体部(建て替えの場合):既存建物の解体を考慮した設計
このように部門を超えた協力体制により、実際に施工する際の問題点を設計段階で洗い出し、精度の高い図面を作成しています💪
公共建築物での実績
当社は公共建築物の設計・施工実績も豊富です🏫
公共建築では、より厳密な基準に基づいた図面作成が求められます。バリアフリー対応、防災設備の配置、法規制への適合など、チェック項目は膨大です。
こうした経験を通じて培った図面作成のノウハウは、一般住宅や商業施設の設計にも活かされています。細部まで配慮された図面は、結果的に施工品質の向上にもつながるのです✨
図面を見る際の注意点とチェックポイント⚠️
最後に、お客様が図面をご覧になる際に、特に注意していただきたいポイントをまとめます📋
縮尺を確認しましょう
図面には必ず縮尺が記載されています。「1/100」や「1/50」といった表記です🔍
縮尺1/100の場合、実際の100cmが図面上では1cmで表されます。縮尺が異なると、同じ大きさで描かれていても実際のサイズは全く違いますので、必ず確認しましょう。
平面図は通常1/100や1/50、立面図も同様の縮尺で描かれることが多いです。詳細図になると1/20や1/10といった、より大きな縮尺で描かれます📐
寸法の単位に注意
建築図面では、一般的にミリメートル(mm)が使われます。「3000」と書かれていたら3000mm、つまり3メートルということです📏
時には「3m」のようにメートル表記されることもありますが、基本的には数字だけの場合はミリメートルだと思ってください。慣れないうちは混乱しやすいポイントですので、不明な点があればすぐに担当者にお尋ねください💬
記号の意味を確認
図面には様々な記号が使われています。ドアの開く方向を示す弧の線、窓を示す二重線、階段を示すジグザグの線など🚪
これらの記号は図面の凡例(記号の説明)に記載されていることが多いですが、分からない記号があったら遠慮なく質問してください。思い込みで理解していると、後でトラブルの原因になることもあります😅
現地との照合も大切
図面と実際の敷地を照らし合わせてみることも重要です🏞️
「図面では広く見えたけれど、実際の敷地に立ってみると意外と狭く感じる」ということもあります。逆に「図面で心配していたけれど、実際は問題なさそう」ということも。
当社では、設計段階で現地調査をしっかり行い、敷地の特性を図面に反映させています。お客様にも可能であれば敷地で図面を広げて、実際のスケール感を確認していただくことをおすすめしています👍
まとめ:図面は建物づくりのコミュニケーションツール🗣️
ここまで、平面図と立面図の違いについて詳しくご説明してきました。まとめると以下のようになります📝
平面図:建物を真上から見た図面で、部屋の配置や間取り、生活動線などが分かる 立面図:建物を真横から見た図面で、建物の高さや外観デザインなどが分かる
図面は単なる技術文書ではなく、お客様と私たち建築のプロをつなぐコミュニケーションツールです💬
図面を通じて、お客様の理想の建物のイメージを共有し、より良いものに仕上げていく。そのプロセスこそが、建築の醍醐味だと私たちは考えています✨
岐阜県で建築をお考えの際は、ぜひ中部国際建築株式会社にご相談ください。戸建住宅、商業施設、工場、公共建築物まで幅広く対応いたします🏗️
また、土木工事や解体工事、防水工事など、建築に関わるあらゆるご相談に、各専門部門が一貫してサポートいたします。小さな工事から大規模プロジェクトまで、お気軽にお問い合わせください😊
図面の見方が分からない、どんな建物にしたいか漠然としている、そんな段階でも大丈夫です。一緒に理想の建物を形にしていきましょう!地域の皆さまの声に寄り添い、最適なご提案をお届けすることをお約束します🤝
皆さまからのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております💕
🏢 中部国際建築株式会社
📮 〒503-2100 岐阜県不破郡垂井町2382番地5
📞 TEL:0584-30-9001
🛠️ 建築部:戸建住宅・商業施設・工場・公共建築物など、幅広い建築ニーズに対応!設計から施工・アフターフォローまで一貫対応✨
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💬 地域の皆さまの声に寄り添い、最適なご提案をお届けします。
小さな工事から大規模プロジェクトまで、お気軽にご相談ください😊

