
皆さん、こんにちは!中部国際建築株式会社の解体部です。🙋♂️
街を歩いていると、「あの古い建物、いつまであのままなんだろう?」と思ったことはありませんか?老朽化した建物の解体工事は、単に「壊せばいい」というものではありません。近隣住民の皆様への配慮、環境への影響、安全性の確保など、実に多くの要素を考慮する必要があります。
今日は、私たち中部国際建築株式会社が手がけた老朽化建物の解体事例を通じて、解体工事の現場で実際にどのような配慮と工夫が必要なのかを詳しくご紹介します。💪
これから解体工事をご検討中の皆様にとって、きっと参考になる情報をお届けできると思います!
解体工事の基本的な流れと準備段階の重要性 📋
解体工事とは何か?初心者にもわかりやすく解説
解体工事とは、老朽化や用途変更などの理由により、建物や構造物を安全に取り壊す作業のことです。「ただ壊すだけでしょ?」と思われがちですが、実際はとても複雑で専門的な技術が必要な工事なんです。
まず、解体工事の流れを簡単にご説明しますね。
事前調査・計画立案 建物の構造、使用されている材料、アスベスト(石綿)の有無、周辺環境の確認などを徹底的に行います。これは解体工事の成功を左右する最も重要な段階です。
許可申請・届出 建設リサイクル法に基づく届出、道路使用許可、騒音・振動に関する届出など、必要な手続きを行います。
近隣挨拶・説明 工事開始前に近隣住民の皆様へご挨拶に伺い、工事の内容や期間、注意事項などを丁寧にご説明します。
実際の解体作業 安全を最優先に、計画通りに解体作業を進めます。
廃材処理・清掃 発生した廃材を適切に分別・処理し、現場をきれいに清掃して完了です。
実際の事例:築50年の木造住宅解体プロジェクト
昨年、岐阜県内で築50年の木造住宅の解体工事を担当させていただきました。この住宅は長年空き家となっており、近隣の皆様からも「安全面が心配」というお声をいただいていました。
事前調査で発見された課題
- 屋根の一部が腐食し、倒壊の危険性があること
- 隣接する住宅との距離が非常に近いこと
- 前面道路が狭く、大型重機の搬入が困難であること
- アスベストを含む外壁材が使用されていること
これらの課題に対して、私たちがどのような解決策を講じたかは、次の章で詳しくお話しします。
特に印象的だったのは、隣のお宅の奥様が「長年心配していたので、安全に解体していただけて本当に安心しました」とおっしゃってくださったことです。こうした地域の皆様の声が、私たちにとって何よりもやりがいを感じる瞬間なんです。😊
近隣住民への配慮:コミュニケーションが成功の鍵 🤝
事前説明会の重要性と実施方法
解体工事において最も重要なのは、近隣住民の皆様とのコミュニケーションです。工事が始まってから「聞いていない」「こんなはずじゃなかった」というトラブルを避けるため、私たちは必ず事前説明を行います。
説明会で必ずお伝えする内容
- 工事期間と作業時間(通常は平日の8:00〜17:00)
- 使用する重機の種類と騒音レベル
- 粉塵対策の具体的な方法
- 緊急時の連絡先
- 工事車両の通行ルート
ある住宅密集地での解体工事では、近隣20軒のお宅を一軒一軒回らせていただきました。最初は「騒音が心配」「洗濯物が干せなくなる」といったご心配の声をいただきましたが、具体的な対策をご説明することで、最終的には皆様にご理解とご協力をいただくことができました。
騒音・振動対策の具体的な取り組み
解体工事で最も気になるのが騒音と振動です。特に住宅地での工事では、赤ちゃんがいるご家庭、在宅勤務をされている方、ご高齢の方など、様々な生活スタイルの方がいらっしゃいます。
私たちの騒音対策
- 防音シートの設置:工事現場全体を防音シートで囲い、騒音を30%程度軽減
- 低騒音型重機の使用:従来機と比較して10デシベル程度騒音を低減
- 作業時間の調整:近隣のご要望に応じて、作業開始時刻を9:00からにするなど柔軟に対応
振動対策の実例 先ほどご紹介した築50年住宅の解体では、隣接する住宅の基礎にひび割れがないかを工事前後で写真撮影し、万が一の際の責任の所在を明確にしました。また、振動計を設置して常時監視を行い、基準値を超えそうな場合は即座に作業を中断する体制を整えました。
実際に、隣のお宅の奥様から「思っていたより静かで驚きました」というお声をいただいたときは、チーム一同本当に嬉しかったですね。🎉
粉塵対策と環境への配慮
解体工事では、コンクリートや木材を破砕する際に粉塵が発生します。これは近隣住民の皆様の健康や生活環境に直接影響する重要な問題です。
粉塵対策の三段階アプローチ
- 発生抑制:散水設備を常時稼働させ、粉塵の発生自体を抑制
- 飛散防止:防塵シートと仮囲いで作業エリアを完全に囲む
- 監視体制:粉塵計による常時監視と記録
ある商業施設の解体工事では、近くに保育園があったため、特に厳重な粉塵対策を実施しました。園長先生と事前に打ち合わせを行い、園児たちの外遊びの時間に合わせて粉塵の発生しやすい作業を一時中断するなど、細かな配慮を行いました。
工事完了後、園長先生から「子どもたちが興味深そうに工事を見学していました。安全に配慮していただき、ありがとうございました」というお手紙をいただいたときは、この仕事をしていて本当に良かったと感じました。👶
安全対策:事故ゼロを目指す現場管理 ⛑️
安全管理体制の構築
解体工事は建設業の中でも特に危険性の高い作業です。私たち中部国際建築では「安全第一、品質第二、工期第三」をモットーに、徹底した安全管理を行っています。
私たちの安全管理システム
- 朝礼での安全確認:毎朝作業開始前に全作業員で危険予知活動を実施
- 安全装備の完全着用:ヘルメット、安全靴、保護メガネ、防塵マスクの着用を徹底
- 有資格者の配置:解体工事施工技士、建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者などの有資格者を現場に配置
実際の事例:高さ20mの工場解体における安全対策 昨年担当した工場解体工事では、建物の高さが20mあり、高所作業における安全対策が重要でした。私たちは以下の対策を講じました。
- 足場の設置:建物全体を覆う足場を設置し、作業員の墜落を防止
- 安全ネットの設置:万が一の落下物に備えて安全ネットを二重に設置
- クレーン作業の安全管理:クレーンオペレーターと地上の誘導員との連携を重視
- 天候による作業中断:風速10m/s以上の日は作業を中断
結果として、この工事は無事故で完了することができました。工場の管理者の方からも「これほど安全に配慮した解体工事は初めて見ました」とお褒めの言葉をいただきました。
アスベスト対策の重要性
昭和30年代〜平成初期に建築された建物には、アスベスト(石綿)が使用されている可能性があります。アスベストは肺がんや中皮腫などの深刻な健康被害を引き起こす可能性があるため、解体工事では特別な注意が必要です。
アスベスト含有建材の種類
- 屋根材:スレート波板、平板
- 外壁材:窯業系サイディング、押出成形セメント板
- 内装材:けい酸カルシウム板、石膏ボード
私たちのアスベスト対策
- 事前調査:建物の竣工年から使用材料を推定し、必要に応じて専門機関での分析調査を実施
- 作業計画の策定:アスベスト含有が判明した場合、労働安全衛生法に基づく届出と専用の作業計画を策定
- 専門作業員による施工:石綿作業主任者の監督の下、専門教育を受けた作業員が施工
- 適正処理:アスベスト含有廃材は専門業者による適正処理を実施
築40年のオフィスビル解体では、外壁材にアスベストが含有されていることが判明しました。通常の解体工事より費用と期間はかかりましたが、作業員の健康と近隣住民の安全を最優先に考え、法令に基づく適正な処理を行いました。
現場での緊急時対応体制
どんなに注意深く計画を立てても、予期せぬトラブルが発生する可能性はゼロではありません。私たちは常に最悪の事態を想定し、緊急時対応体制を整えています。
緊急時対応マニュアル
- 負傷者発生時:応急処置、救急車要請、病院搬送の手順
- 火災発生時:初期消火、消防署通報、避難誘導の手順
- 設備事故時:二次災害防止、関係機関への連絡、復旧作業の手順
ある住宅解体工事中に、作業員が軽傷を負うという事故が発生しました。幸い軽傷でしたが、私たちは即座にマニュアル通りの対応を行い、作業員を病院へ搬送。近隣住民の皆様への状況説明も忘れずに行いました。
この経験を踏まえ、現在では月1回の安全訓練で緊急時対応の練習を行っています。「備えあれば憂いなし」ですね。🚨
環境配慮:持続可能な解体工事の実現 🌍
廃材リサイクルの取り組み
解体工事で発生する廃材は、従来は単純に廃棄処分されることが多かったのですが、現在では環境保護の観点から可能な限りリサイクルを行うことが求められています。
主な廃材とリサイクル方法
- コンクリート:破砕して再生砕石として道路の路盤材に再利用
- 鉄筋・鉄骨:スクラップとして製鉄所で新しい鉄製品の原料に
- 木材:チップ化してバイオマス燃料や木質ボードの原料に
- アルミ・銅:溶解して新しいアルミ・銅製品の原料に
私たちが昨年手がけた学校校舎の解体工事では、総廃材量の約95%をリサイクルすることができました。特に印象的だったのは、校舎で使用されていた木材の一部を、地元の木工職人さんにお渡しして記念品として加工していただいたことです。
リサイクル率向上のための工夫
- 分別解体:材料別に丁寧に分けて解体
- 現場での一次分別:廃材を種類別に分けて搬出
- リサイクル業者との連携:信頼できるリサイクル業者との長期パートナーシップ
元校長先生から「長年親しんだ校舎の一部が形を変えて残ることになって嬉しい」というお言葉をいただいたときは、私たちの取り組みが地域の皆様に喜んでいただけていることを実感しました。📚
CO2削減への取り組み
建設業界全体で地球温暖化対策が求められる中、私たちも解体工事におけるCO2削減に積極的に取り組んでいます。
CO2削減の具体的な取り組み
- 低燃費重機の導入:最新の排ガス規制対応重機を使用し、燃料消費を20%削減
- 運搬効率の改善:廃材搬出ルートの最適化により、運搬車両のCO2排出を削減
- 現場での再利用:解体で発生した砕石を現場の整地に再利用
ある大型商業施設の解体工事では、従来工法と比較してCO2排出量を30%削減することができました。これは、植樹約100本分のCO2吸収効果に相当します。🌳
騒音・振動の環境基準遵守
環境への配慮は、廃材処理だけでなく、工事中の騒音・振動管理も重要な要素です。私たちは国や自治体の環境基準を確実に遵守し、それを上回る自主基準を設けて管理しています。
私たちの環境基準
- 騒音:昼間85dB以下(自主基準:80dB以下)
- 振動:昼間75dB以下(自主基準:70dB以下)
- 粉塵:環境基準の50%以下を維持
住宅密集地での解体工事では、測定機器を複数箇所に設置し、リアルタイムで監視を行います。万が一基準値に近づいた場合は、即座に作業方法を変更するか一時中断を行います。
近隣住民の方から「工事をしているのを忘れるくらい静かですね」というお声をいただくことが、私たちの環境配慮への取り組みの成果だと自負しています。😌
技術革新:最新技術を活用した効率的な解体工事 🔧
ドローンを活用した事前調査
近年、私たちの解体工事にも最新技術を積極的に導入しています。その一つがドローンを使用した事前調査です。
ドローン調査のメリット
- 高所部分の安全な確認が可能
- 人が立ち入れない危険箇所の詳細確認
- 3D画像による正確な構造把握
- 調査時間の大幅短縮
築60年の工場解体工事では、屋根の損傷状況をドローンで詳細に撮影しました。人が屋根に上ると危険な状況でしたが、ドローンにより安全に現状を把握することができ、より精密な解体計画を立てることができました。
3Dスキャナーによる現況測量 大規模な建物の解体では、3Dスキャナーを使用した現況測量も行っています。従来の測量と比較して、測量時間を70%短縮し、より正確なデータを取得できます。
IoT技術による現場管理
現場の安全管理や品質管理にも、IoT(Internet of Things)技術を活用しています。
IoT機器の活用例
- スマートヘルメット:作業員の位置情報と生体情報を常時監視
- 振動センサー:隣接建物への振動影響をリアルタイム監視
- 粉塵センサー:空気中の粉塵濃度を常時測定・記録
- 騒音計:騒音レベルの連続測定とアラート機能
あるマンション解体工事では、スマートヘルメットにより作業員の熱中症を未然に防ぐことができました。センサーが作業員の体調変化を検知し、即座に休憩を促すアラートが作動したのです。
この技術により、作業員の安全性が飛躍的に向上し、近隣住民の皆様にも工事の状況をリアルタイムで報告できるようになりました。📱
AI技術を活用した解体計画
最近では、AI(人工知能)技術を使用した解体計画の策定も始めています。
AI活用の効果
- 最適な解体順序の自動算出
- 重機配置の最適化
- 作業時間の正確な予測
- 廃材量の精密な算出
大型ショッピングセンターの解体工事では、AI技術により従来の手作業による計画立案と比較して、計画策定時間を60%短縮し、実際の工期も予定より5日間短縮することができました。
お客様からも「予定通り工事が完了して助かりました」というお声をいただき、技術革新の効果を実感しています。🤖
法令遵守:適切な手続きと品質管理 📜
建設リサイクル法への対応
解体工事を行う上で、最も重要な法令の一つが「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)」です。この法律により、一定規模以上の解体工事では、事前届出と適切な分別解体が義務付けられています。
建設リサイクル法の主なポイント
- 対象工事:床面積80㎡以上の建築物の解体工事
- 事前届出:工事着手の7日前までに発注者が届出
- 分別解体:コンクリート、木材、アスファルトを分別して解体
- 再資源化:発生した廃材を可能な限り再資源化
私たちは、この法律を確実に遵守するため、社内に専門チームを設置しています。お客様には分かりやすい資料をお渡しし、法律の内容と必要な手続きについて丁寧にご説明しています。
実際の対応事例 ある住宅解体工事で、お客様が「手続きが複雑でよく分からない」とおっしゃっていました。そこで私たちが代行して、必要な書類の作成から提出まで全て対応させていただきました。お客様からは「複雑な手続きをお任せできて本当に助かりました」と感謝のお言葉をいただきました。
廃棄物処理法の遵守
解体工事で発生する廃材は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」に基づいて適正に処理する必要があります。
廃材の分類と処理方法
- 産業廃棄物:コンクリート塊、金属くず、ガラス陶磁器くずなど
- 一般廃棄物:木くず(工作物の新築等に伴うものは産業廃棄物)
- 特別管理産業廃棄物:アスベスト含有廃材など
私たちは、許可を持つ優良な産業廃棄物処理業者と契約を結び、マニフェスト(産業廃棄物管理票)により最終処分まで確実に管理しています。
処理業者選定の基準
- 適正な許可の取得状況
- 処理施設の管理状況
- 過去の法令違反歴の有無
- リサイクル率の高さ
お客様には、解体工事完了後にマニフェストの写しをお渡しし、廃材が適正に処理されたことを証明しています。透明性の高い廃材処理により、お客様に安心していただけるよう努めています。🗂️
労働安全衛生法の徹底遵守
解体工事は労働災害のリスクが高い作業であるため、労働安全衛生法の遵守は不可欠です。
主な安全衛生管理
- 有資格者の配置:解体工事施工技士、足場の組立て等作業主任者など
- 安全教育の実施:新規入場者教育、定期安全教育の実施
- 健康管理:作業員の健康診断受診状況の管理
- 設備の点検:重機や仮設設備の定期点検の実施
私たちの現場では、毎朝のKY(危険予知)活動により、その日の作業における危険要因を全作業員で共有しています。また、月1回の安全パトロールにより、現場の安全管理状況を客観的にチェックしています。
昨年は労働災害ゼロを達成し、労働基準監督署から優良事業所として表彰していただきました。これは、全作業員が安全意識を高く持ち、日々の積み重ねの結果だと考えています。🏆
お客様の声:解体工事への満足度と信頼関係 💝
住宅解体をご依頼いただいたA様のケース
「実家の解体を検討していましたが、近所への迷惑や費用面で不安がありました。中部国際建築さんは最初の相談から親身になって話を聞いてくれて、分からないことも丁寧に説明していただけました。工事中は毎日進捗を報告してもらい、近所の方々への配慮も完璧で、『静かな工事でしたね』と言われるほどでした。思い出の詰まった家を安心してお任せできて、本当に良かったです。」
A様の住宅は築50年の木造住宅で、隣接する住宅との距離が非常に近い案件でした。私たちは防音対策を徹底し、手作業による慎重な解体を行いました。工事完了後、A様から「想像していたより全然静かで、ご近所さんからもお褒めの言葉をいただきました」とのお声をいただきました。
店舗解体をご依頼いただいたB様のケース
「長年営業していた店舗の解体をお願いしました。営業を続けながらの解体工事で、お客様への影響が心配でしたが、工事時間を調整していただき、平日の昼間のみの作業にしてもらいました。粉塵対策もしっかりしていて、店舗への影響は全くありませんでした。スケジュール通りに工事が完了し、新しいスタートを切ることができました。」
B様の店舗は商店街の一角にあり、営業を続けながらの部分解体という難しい条件でした。私たちは、お客様の営業時間を避けて作業スケジュールを組み、防塵シートで完全に区画を分けて工事を行いました。
工場解体をご依頼いただいたC様のケース
「工場の建て替えに伴う解体工事を依頼しました。操業を続けながらの段階的な解体で、非常に複雑な工事でしたが、詳細な工程表を作成していただき、生産への影響を最小限に抑えることができました。安全管理も徹底されており、事故なく工事を完了していただけました。技術力の高さを感じました。」
C様の工場は製造業を営んでおり、一部の設備を稼働させながらの解体工事でした。私たちは、お客様の生産スケジュールに合わせて詳細な工程計画を策定し、安全を最優先に段階的な解体を実施しました。
これらのお客様の声を聞くたびに、私たちの仕事が地域の皆様のお役に立てていることを実感し、より一層気を引き締めて取り組んでいます。👥
費用について:透明性の高い見積もりシステム 💰
解体工事費用の内訳
解体工事の費用について、多くのお客様から「どのような費用がかかるのかよく分からない」というご質問をいただきます。私たちは、透明性の高い見積もりにより、お客様にご納得いただけるよう努めています。
解体工事費用の主な内訳
- 直接工事費:重機費、人件費、材料費
- 諸経費:現場管理費、一般管理費
- 廃材処理費:分別、運搬、処分費用
- 仮設工事費:仮囲い、足場、養生シート
- 届出・申請費:各種手続き費用
坪単価の目安(岐阜県内)
- 木造住宅:3.5万円〜5.0万円/坪
- 鉄骨造建物:4.0万円〜6.0万円/坪
- RC造建物:5.0万円〜7.0万円/坪
ただし、これらはあくまで目安であり、実際の費用は立地条件、建物の状況、工事内容により大きく変動します。
費用を左右する主な要因
立地条件による影響
- 道路幅:大型重機が入れない狭い道路の場合、小型重機による手間のかかる作業となり、費用が20〜30%増加することがあります
- 隣接建物との距離:隣接建物が近い場合、慎重な手作業が必要となり、追加費用が発生します
- アクセス性:現場への資材搬入が困難な立地では、運搬費用が増加します
建物の状況による影響
- アスベスト含有:アスベスト含有建材がある場合、専門処理により費用が2〜3倍になることがあります
- 地下室の有無:地下構造物がある場合、掘削・運搬費用が追加で発生します
- 特殊構造:免震構造や特殊な建築工法の場合、解体に専門技術が必要となります
実際の事例では、当初の見積もりから大きく変動することを避けるため、私たちは必ず現地調査を行い、詳細な見積書を作成しています。
追加費用を避けるための工夫
お客様にご迷惑をおかけしないよう、私たちは以下のような工夫により、追加費用の発生を最小限に抑えています。
事前調査の徹底
- 構造図面の詳細確認
- 現地での実地調査
- 近隣状況の把握
- 埋設物の確認
リスクファクターの事前説明 見積もり段階で、追加費用が発生する可能性がある項目については、必ずお客様にご説明しています。透明性を保つことで、お客様との信頼関係を築いています。
ある住宅解体工事では、事前調査で地中に古い浄化槽があることを発見しました。撤去には追加費用が必要でしたが、事前にお客様にご説明していたため、スムーズに対応することができました。
「最初からきちんと説明していただけたので、安心してお任せできました」というお客様のお言葉が、私たちの透明性を重視する姿勢が正しいことを証明してくれました。💎
中部国際建築の強み:総合建設会社だからできること 🏗️
建築から解体まで一貫対応
私たち中部国際建築株式会社は、建築部、土木部、解体部、防水部を有する総合建設会社です。この総合力こそが、他社にはない私たちの最大の強みです。
各部門の連携によるメリット
- 建築部との連携:建物の構造を熟知しているため、効率的で安全な解体が可能
- 土木部との連携:解体後の造成工事まで一貫して対応可能
- 防水部との連携:解体前の雨漏り対策など、建物保護も可能
実際に、ある企業様から「古い工場を解体して、新しい工場を建設したい」というご依頼をいただきました。解体から設計、新築工事まで全てを私たちが担当させていただき、お客様からは「窓口が一つで済んで、とても楽でした」というお声をいただきました。
地域密着だからこそ可能なきめ細かいサービス
岐阜県を中心とした地域密着の会社として、私たちは地域の特性を熟知しています。
地域密着のメリット
- 迅速な対応:緊急時でも30分以内に現場に駆けつけ可能
- 地域事情への精通:自治体の手続きや地域の慣習に精通
- アフターフォロー:工事完了後も継続的なサポートが可能
- ネットワーク活用:地域の専門業者との連携で最適な解決策を提供
台風による被害で倒壊の危険があった古い蔵の緊急解体では、夜中の連絡にも関わらず、朝一番で現場に駆けつけ、その日のうちに安全確保を行いました。「地元の会社だからこそ、こんなに迅速に対応してもらえた」とお客様に喜んでいただけました。
職人技術の継承:伝統技術と最新技術の融合
私たちの特徴の一つは、伝統的な職人技術と最新技術を融合させていることです。特に注目していただきたいのが、漆塗り技術です。
漆塗り技術の活用場面
- 寺社建築の解体時における文化財的価値の確認と保護
- 古民家解体時の伝統工法部材の再利用提案
- 歴史的建造物の解体時における文化的配慮
先日、築200年の古民家の解体工事を担当させていただきました。この古民家には貴重な漆塗りの梁があり、私たちの漆塗り職人が価値を見極め、お客様に保存をご提案しました。現在、その梁は新築住宅の見せ梁として美しく再生されています。
「伝統技術を理解している会社だからこそ、こうした提案をしてもらえたのですね」とお客様から感謝のお言葉をいただき、職人技術を継承することの大切さを改めて実感しました。🎨
今後の展望:持続可能な解体工事を目指して 🌱
デジタル技術のさらなる活用
私たちは、今後もデジタル技術の導入により、より安全で効率的な解体工事を実現していきます。
導入予定の新技術
- VR技術:解体前に仮想空間で工事のシミュレーションを実施
- AI画像解析:ドローン撮影画像をAIで解析し、構造の劣化状況を自動判定
- ロボット技術:危険箇所での作業にロボットを活用
- ブロックチェーン:廃材処理の履歴を改ざんできない形で記録・管理
これらの技術により、人為的ミスを減らし、より安全で正確な解体工事を実現していきます。
カーボンニュートラルへの取り組み
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、私たちも積極的に取り組んでいます。
具体的な取り組み計画
- 電動重機の導入:2027年までに小型重機の50%を電動化
- 再生可能エネルギーの活用:現場事務所の電力を太陽光発電でまかなう
- 廃材リサイクル率の向上:現在の95%から98%への向上を目指す
- 輸送効率の改善:AI技術による最適な運搬ルートの選定
これらの取り組みにより、解体工事におけるCO2排出量を2030年までに50%削減することを目標としています。
次世代への技術継承
熟練職人の高齢化が進む中、私たちは積極的に若手職人の育成に取り組んでいます。
人材育成の取り組み
- 技術研修制度:定期的な社内研修と外部研修の実施
- 資格取得支援:解体工事に関連する各種資格の取得を全面サポート
- メンター制度:ベテラン職人による若手職人の指導体制
- 安全教育の充実:最新の安全技術と事故事例の共有
昨年入社した新人職人の田中さんは、入社1年で解体工事施工技士の資格を取得し、現在は現場のリーダーとして活躍しています。「先輩方から丁寧に教えてもらい、安心して技術を身につけることができました」という田中さんの言葉が、私たちの人材育成方針が正しいことを証明してくれています。
技術の進歩は目覚ましいものがありますが、最終的に重要なのは「人」です。お客様との信頼関係、近隣住民への配慮、作業員の安全確保、これらは全て人と人とのコミュニケーションから生まれるものだと考えています。👨🏭
まとめ:安心・安全な解体工事のために 🤝
いかがでしたでしょうか。老朽化建物の解体工事は、単に「壊すだけ」の作業ではなく、近隣住民への配慮、環境保護、安全確保、法令遵守など、多くの要素を総合的に考慮する必要があります。
私たち中部国際建築株式会社の約束
- お客様との信頼関係を最優先に考えます
- 近隣住民の皆様への配慮を忘れません
- 安全を何よりも重視します
- 環境保護に積極的に取り組みます
- 透明性の高いサービスを提供します
解体工事をご検討中の皆様、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。現地調査からお見積もりまで、無料で承っております。経験豊富なスタッフが、皆様のご要望に丁寧にお応えいたします。
私たちと一緒に、安心・安全な解体工事を実現しませんか?皆様からのご連絡を心よりお待ちしております!✨
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