
こんにちは!岐阜県の中部国際建築株式会社です🌟
私たちは建築・土木・解体・防水と、建物に関するあらゆる工事を手がけていますが、その中でも特に重要なのが「水」に関する工事です。今回は、意外と知られていない「雨水」と「汚水」、そして「下水道の仕組み」について、わかりやすく解説していきます!
「雨水と汚水って何が違うの?」「下水道ってどうなっているの?」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。実は、この違いを知っておくことは、住宅を建てる時や、リフォームする時、さらには日常生活でのトラブル回避にもつながる大切な知識なんです✨
それでは、詳しく見ていきましょう!
雨水と汚水の基本的な違いとは?🌧️🚽
まず最初に、雨水と汚水の違いについて説明します。この2つは「水」という点では同じですが、その性質や処理方法は全く異なります。
雨水(うすい)とは
雨水とは、その名の通り「雨として降ってくる水」のことです☔具体的には、屋根や道路、駐車場などに降った雨が、雨どいや側溝を通って集まる水を指します。
雨水は基本的に汚れが少ない水です。もちろん、大気中のちりやほこり、屋根の汚れなどは含まれますが、生活排水に比べればはるかにきれいな水と言えます。
汚水(おすい)とは
一方、汚水とは「生活や事業活動で使われた後の水」のことです🚿具体的には以下のようなものが含まれます。
- トイレの排水💧
- お風呂やシャワーの排水🛁
- キッチンの排水(食器洗いや調理で使った水)🍽️
- 洗濯機の排水👕
- 工場や事業所からの排水🏭
汚水には、人の排泄物や食べ物のかす、油分、洗剤などが含まれているため、そのまま川や海に流すと環境汚染につながります。そのため、下水処理場できれいにしてから自然に戻す必要があるのです。
なぜ分ける必要があるの?
「どちらも最終的には処理するんだから、一緒でもいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。しかし、雨水と汚水を分けることには、大きなメリットがあります💡
比較的きれいな雨水と、汚れた汚水を分けることで、下水処理場の負担を減らすことができます。また、大雨の時に汚水と雨水が混ざって処理場があふれてしまう事態を防ぐこともできるのです。
私たち中部国際建築では、新築住宅の設計段階から、この雨水と汚水の配管を適切に分離する工事を行っています。土木部では、地域の上下水道工事も手がけており、この「分流式」の下水道整備にも携わっています🚧
下水道の2つの方式:合流式と分流式🔄
下水道には、大きく分けて「合流式」と「分流式」という2つの方式があります。地域によってどちらの方式が採用されているかが異なるため、ご自宅がどちらなのか知っておくことは重要です。
合流式下水道とは
合流式は、雨水と汚水を同じ管で流す方式です📍この方式は、古くから都市部で採用されてきました。
メリット:
- 配管が1系統で済むため、初期の建設費用が安い
- 設置スペースが少なくて済む
- 維持管理がシンプル
デメリット:
- 大雨の時、処理場のキャパシティを超えると、汚水混じりの水が川に流出してしまうことがある
- 常に汚水と一緒に処理するため、下水処理場の負担が大きい
実は、東京や大阪などの大都市部では、今でも合流式が多く残っています。これは、昔に整備されたインフラが今も使われているためです。ただし、近年は大雨対策として、貯留施設(一時的に水を溜めておく巨大な地下タンク)を作るなどの工夫がされています。
分流式下水道とは
分流式は、雨水と汚水を別々の管で流す方式です🔀現在の新しい住宅地や、下水道を新設・更新する地域では、この分流式が主流となっています。
メリット:
- 汚水だけを処理場に送れるので、処理効率が良い
- 雨水は川や海に直接流せるため、大雨でも処理場があふれにくい
- 環境への負荷が少ない
デメリット:
- 配管が2系統必要なため、初期の建設費用が高い
- 設置スペースが必要
- 維持管理が少し複雑
岐阜県内でも、新しく開発される住宅地では分流式が採用されるケースが増えています。私たち中部国際建築では、新築時の配管工事はもちろん、古い住宅を分流式に改修する工事も手がけています✨
実際の施工事例から
先日、当社で担当した戸建住宅の新築工事では、分流式の配管を採用しました🏡敷地内に雨水用と汚水用の2つの配管を設置し、それぞれ道路の下にある公共の下水管に接続しました。
この工事では、建物の設計段階から雨どいの位置、排水桝の配置、配管ルートまで綿密に計画しました。特に、雨水の配管は勾配(傾き)をしっかり取ることで、水がスムーズに流れるように工夫しています。
また、商業施設の建設プロジェクトでは、広い駐車場の雨水処理も重要なポイントでした🅿️大雨の時でも敷地が冠水しないよう、適切な容量の雨水桝を設置し、雨水管のサイズも計算して決定しました。
家庭でできる雨水と汚水の見分け方👀
「うちの家は合流式?分流式?」と気になった方もいらっしゃるでしょう。実は、ご自宅でも簡単に確認できる方法があります。
敷地内の排水桝を見てみましょう
お庭や駐車場を見ると、丸や四角の蓋がいくつかあると思います。これが「排水桝(はいすいます)」です。
分流式の場合: 雨水用と汚水用で別々の桝があります。通常、雨どいの近くにあるのが雨水桝、建物の水回り(トイレ、お風呂、キッチン)の近くにあるのが汚水桝です。蓋に「雨水」「汚水」と書いてあることもあります。
合流式の場合: 桝が1つの系統のみで、雨水も汚水も同じ桝に流れ込んでいます。
自治体に問い合わせる方法も
確実に知りたい場合は、お住まいの市町村の上下水道課や下水道課に問い合わせるのが確実です📞地域によって下水道の方式が決まっているため、すぐに教えてもらえます。
また、新築やリフォームを検討されている方は、私たち中部国際建築にご相談いただければ、現地調査をして適切な配管計画をご提案します😊
下水処理の流れ:汚水はこうしてきれいになる!🌊
汚水が下水道に流れた後、どのように処理されるのかご存知ですか?ここでは、下水処理場での処理の流れを簡単に説明します。
ステップ1:大きなゴミを取り除く
まず、下水処理場に到着した汚水は、「スクリーン」と呼ばれる格子を通ります。ここで、大きなゴミや異物を取り除きます🗑️
ステップ2:砂や泥を沈める
次に、「沈砂池」という場所で、砂や泥など重いものを沈めて取り除きます。これにより、後の処理がスムーズになります。
ステップ3:微生物の力で汚れを分解
「反応槽」という場所で、微生物の力を使って有機物(汚れ)を分解します🦠これが下水処理の最も重要な工程です。微生物が汚水中の汚れを食べてくれるイメージですね。
ステップ4:きれいな水と汚泥を分ける
「沈殿池」で、微生物を含む汚泥を沈め、上澄みのきれいな水を取り出します💧
ステップ5:消毒して川や海へ
最後に、塩素などで消毒してから、川や海に放流します。この時点で、水はかなりきれいになっており、環境基準をクリアしています✨
ちなみに、沈殿した汚泥も無駄にはしません。脱水・乾燥させて、肥料やセメントの原料などに再利用されることが多いのです♻️
なぜ下水処理が大切なのか
もし下水処理をせずに汚水をそのまま川に流したら、川の水質は悪化し、魚が住めなくなってしまいます🐟また、その川の水を利用している下流の地域にも影響が出ます。
さらに、悪臭の発生や、感染症のリスクも高まります。下水処理は、私たちの健康と環境を守るための、とても重要なシステムなのです。
私たち中部国際建築の土木部では、こうした下水道管の敷設工事や更新工事も手がけています。見えないところで地域のインフラを支えることに、大きなやりがいを感じています🌱
雨水の有効活用:エコな取り組み🌿
最近では、雨水をただ流すだけでなく、有効活用する取り組みも増えています。環境にも優しく、水道代の節約にもつながる雨水利用について紹介します。
雨水タンクの設置
屋根に降った雨を雨どいから雨水タンクに貯めて、庭の水やりや洗車に使う方法です🚗貯めた雨水は、塩素などが含まれていないため、植物にも優しいんですよ🌸
雨水タンクは、容量100リットル程度の小型のものから、1000リットル以上の大型のものまで様々です。戸建住宅なら、200〜300リットル程度のタンクが人気です。
雨水浸透桝の設置
雨水を地面に浸透させることで、地下水の涵養(かんよう)にも貢献できます🌍雨水浸透桝は、底面や側面に穴が開いていて、雨水が地中に染み込む構造になっています。
これにより、大雨の時の浸水リスクを減らす効果もあります。都市部では、アスファルトやコンクリートで地面が覆われているため、雨水が地面に染み込まず、一気に下水道に流れ込んでしまいます。そのため、集中豪雨の時には下水道が溢れてしまうことも。雨水浸透桝を設置することで、この問題の解決にも役立つのです。
商業施設での雨水利用事例
当社で施工した商業施設では、屋上に降った雨水を大型タンクに貯めて、トイレの洗浄水や植栽の散水に利用しています🏢年間で数十万円の水道代削減につながり、環境への配慮もアピールできると、お客様にも大変喜ばれました😊
新築やリフォームを検討されている方は、ぜひ雨水利用も視野に入れてみてください。私たち中部国際建築では、雨水タンクの設置から配管工事まで、トータルでサポートいたします!
よくあるトラブルと対策法⚠️
雨水や汚水に関するトラブルは、住宅でもよく発生します。ここでは、代表的なトラブルとその対策をご紹介します。
雨水桝が詰まって水があふれる
落ち葉やゴミが雨水桝に溜まると、水の流れが悪くなり、大雨の時に溢れてしまうことがあります🍂
対策: 定期的に雨水桝の蓋を開けて、中のゴミを取り除きましょう。特に秋の落葉シーズンは要注意です。また、雨どいの入口に落葉除けのネットを取り付けるのも効果的です。
もし自分で掃除するのが難しい場合は、私たち中部国際建築にご相談ください。定期的なメンテナンスサービスも提供しています🧹
排水管が詰まる
キッチンの油や髪の毛などが原因で、汚水管が詰まることがあります💦
対策: キッチンでは、油をそのまま流さないようにしましょう。油は冷えると固まり、管の内側にこびりついて詰まりの原因になります。また、お風呂場の排水口には髪の毛取りネットを設置して、こまめに掃除することが大切です。
それでも詰まってしまった場合は、専門業者に依頼するのが確実です。当社の建築部では、住宅の配管トラブルにも迅速に対応しています✨
大雨で敷地が冠水する
排水能力が不足していたり、配管の勾配が適切でないと、大雨の時に敷地が冠水してしまうことがあります☔
対策: これは根本的な対策が必要なケースです。雨水桝の増設、配管の交換、雨水浸透桝の設置など、状況に応じた工事が必要になります。
当社の土木部では、こうした排水改善工事も多く手がけています。現地調査をしっかり行い、最適な解決策をご提案しますので、お気軽にご相談ください🌱
合流式で雨水を汚水管に誤接続
リフォームの際などに、本来は別々に流すべき雨水を汚水管に接続してしまうミスが時々あります。これは分流式の地域で特に問題になります。
対策: 工事を依頼する際は、必ず信頼できる業者を選びましょう。私たち中部国際建築では、現地の下水道方式を確認した上で、適切な配管工事を行います。また、既存住宅で誤接続が疑われる場合は、調査・改修工事も承ります🛠️
新築・リフォーム時に知っておきたいポイント🏗️
これから新築やリフォームを予定されている方に向けて、雨水・汚水の配管で注意すべきポイントをお伝えします。
設計段階からしっかり計画を
配管は建物の基礎の下や地中に埋まるため、後から変更するのはとても大変です💡そのため、設計段階からしっかりと計画することが重要です。
当社では、設計から施工まで一貫して対応しているため、配管計画も最初から最適化できます。例えば、将来的に増築の可能性がある場合は、それを見越した配管ルートを確保しておくなど、長期的な視点でご提案します。
勾配の確保が超重要!
配管は、水が自然に流れるように「勾配(こうばい)」、つまり傾きをつける必要があります📐勾配が不足すると、水が流れにくくなり、詰まりの原因にもなります。
一般的には、配管1メートルあたり1〜2センチの高低差をつけます。これは専門的な知識と技術が必要な部分なので、経験豊富な業者に依頼することが大切です。
当社の職人は、長年の経験と確かな技術で、適切な勾配を確保した配管工事を行います👷♂️
点検・メンテナンスしやすい設計
配管は地中に埋まっていても、定期的な点検やメンテナンスが必要です。そのため、要所要所に点検用の桝を設置することが重要です。
当社では、将来のメンテナンスのしやすさも考慮した設計を心がけています。例えば、配管が曲がる場所や合流する場所には必ず桝を設置し、万が一のトラブル時にも対応しやすくしています🔧
地域の下水道計画も確認
新築の場合、敷地の前の道路に下水道が整備されているか、合流式か分流式かを確認する必要があります📋
まれに、近い将来に下水道が整備される予定の地域もあります。そうした場合、最初は浄化槽を設置して、下水道が来たら切り替えるという計画も考えられます。
こうした地域のインフラ情報は、私たち地元の建設会社がよく把握しています。岐阜県内の各自治体の下水道計画にも精通していますので、安心してお任せください😊
まとめ:水回りのことなら中部国際建築にお任せください!💪
ここまで、雨水と汚水の違い、下水道の仕組み、トラブル対策などについて詳しく解説してきました。いかがでしたか?
重要ポイントのおさらい:
- 雨水は屋根や地面に降った雨、汚水は生活で使った後の水
- 下水道には合流式と分流式がある
- 分流式は環境に優しく、現在の主流
- 雨水は有効活用できる
- 定期的なメンテナンスが大切
- 新築・リフォーム時は設計段階からの計画が重要
私たち中部国際建築株式会社は、岐阜県を拠点に、建築・土木・解体・防水と幅広い分野で地域の皆さまをサポートしています🏢
建築部では、戸建住宅から商業施設、工場、公共建築物まで、設計から施工、アフターフォローまで一貫して対応します🏠
土木部では、道路工事や上下水道工事、造成工事など、地域のインフラ整備を担っています。今回ご紹介した下水道工事も、私たちの得意分野です🚧
解体部では、老朽化した建物や構造物の解体を、安全かつ迅速に行います。近隣への配慮も万全です🏚️
防水部では、屋上、外壁、地下室などの防水工事を専門的に手がけています。雨漏り対策もお任せください🛡️
水回りのトラブルや工事は、私たちの生活に直結する大切なものです。だからこそ、確かな技術と豊富な経験を持つ専門業者に依頼することが重要です。
小さな工事から大規模プロジェクトまで、どんなことでもお気軽にご相談ください。現地調査・お見積もりは無料で承ります📞
地域の皆さまの快適な暮らしと、より良い環境づくりのために、中部国際建築はこれからも全力でサポートいたします!
何かお困りごとがございましたら、いつでもお声がけください😊私たちがお役に立てることを楽しみにしています✨
🏢 中部国際建築株式会社
📮 〒503-2100 岐阜県不破郡垂井町2382番地5
📞 TEL:0584-30-9001
🛠️ 建築部:戸建住宅・商業施設・工場・公共建築物など、幅広い建築ニーズに対応!設計から施工・アフターフォローまで一貫対応✨
🚧 土木部:道路・上下水道・造成工事など、地域のインフラ整備をプロの技術でサポート!🌱
🏚️ 解体部:老朽化建物・構造物の解体も安全&迅速に対応!近隣対策も万全です🧹
💧 防水部:屋上・外壁・地下室など、建物を水の侵入から守る専門技術!雨漏り対策・防水工事はお任せください🛡️
💬 地域の皆さまの声に寄り添い、最適なご提案をお届けします。
小さな工事から大規模プロジェクトまで、お気軽にご相談ください😊

